リビングデッ太

ひとくずのリビングデッ太のレビュー・感想・評価

ひとくず(2019年製作の映画)
4.5
生きるのが不器用な人間だらけの予定調和な人情劇。でも虐待されている子供を、虐待されて人生が狂った男が不器用なりに助けようとする姿はやはり心にくるものがある。空き巣をしていた主人公は子供と出会えた事で不幸な人生に少しでも光が差して救われたのではないか。しかしながら虐待はアカンな、と思いつつも、親父のゲンコツすら許されない国になった今はなんだか息苦しい。