ポケ文太郎

プロミシング・ヤング・ウーマンのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

4.8
2020年 アメリカ🇺🇸

エメラルド・フェネルの映画監督デビュー作品
ご本人も出演してました👍

アカデミー賞脚本賞受賞作品だけたあってブラックユーモアだらけで最後まで非常に面白かったです

優等生だった女性のリベンジ物
男性への復讐劇だと思われがちですが、男達はの犯行を見過ごし肯定した女性へも制裁をくわえます

彼女の行いが正しいか正しくないかではなく、被害者がこの世に存在しなかったかのように扱う事、何も事件が起きていなかったかのように振る舞う事が大問題

犯した行為は決してチャラにはならない
被害者はその傷と一生折り合いをつけて生きていくのだから
加害者が何もなかったかのように生きていく事自体が罪

本作を男目線で見たら
「隙を作った女が悪い」
「女ってやる事がきたねぇ〜」
なんて意見が聞こえてしそうです

そんな男性達は世の中に「据え膳食わぬわ〜」の据え膳なんて存在しない事実を受け止めましょう

ラストは意外…というか
そうきたか!というか
胸糞だけどスッキリ‼️

【余談】
ysさんのレビューのコメントでも書きましたが…
パリス・ヒルトンの使い方が良いです
監督のこのセンス好きです❣️
ポケ文太郎

ポケ文太郎