よあけ

プロミシング・ヤング・ウーマンのよあけのレビュー・感想・評価

3.6
性的欲望のままに行動する野獣たちへの復讐の物語とでもいうべきでしょうか。

主人公の女性は、自ら(と友人)の過去を変えたある事件を引き起こした男たち(場合によっては女までも)に復讐するという一貫した信念を持っており、さまざまな手を使って彼らに制裁を下します。

自分は男ですが、一部の男性が欲望にまかせて不埒な行動をとることが同性でありながら理解できないので、この主人公の女性はなかなか痛快でした。彼女の猟奇性がだんだんとエスカレートしていくさまは、とても爽快とはいえませんが強烈に印象に残りました。

日本よりももっと性犯罪が多いであろうアメリカ社会においては、ここまで強烈な描写をしないと効果がないんでしょうね〜
よあけ

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