あらすじ聞いただけではしよーもないブーム気味になっているフェミニズムに便乗した勧善懲悪なのかなって思ってたけど、
全然そんなことなかった
ものすごく慎重にバランスをとりながらやっていた
大変素晴らしかった
決して一般論として広げすぎず、正義の錦の御旗を振りかざさず、ずっと個人的な話として進行させていた、それはつまりこの主人公が間違っている可能性、ツッコミどころが用意されていることになり、そこが素晴らしい
ナース服に着替えながら敵地に赴くとこでtoxicをアレンジした曲が流れたところ、鳥肌やばかった
イカしすぎてる、超かっこいい
ここまで丁寧にやるなら、むしろ主人公のキャラをもっと極端にしてもよかった気がする
個人的には、ファーストシーンでもっと残虐なことしてくれた方が、全編に渡って心地よい緊張感を持って観れた気がする
主人公に残虐なことさせると、この映画でやりたかったテーマが薄れてしまうという懸念があったかもしれないけど、多分それは大丈夫、なぜなら積み上げが丁寧だから
ファーストシーンだけ残虐なら、ほかの男との対峙シーンは、別に残虐なことやらなくてもサスペンス性は発生するし