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プロミシング・ヤング・ウーマンのburakonのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

スリラーかな?
ずっと面白かった。
幸せになってほしかったけど、きっと幸せを求めてなかったんだとわかる
「お前は過ちを犯したことがないのか?」みたいなことをライアンが別れ際に言うけど、その後「くそが!」とかいってて、さっきまで愛してるとか言ってたのにそんなこと言えるなんて恐ろしいと思った。
地位も名誉も捨てて良いと思えるほど愛せてたら違っただろうに。つまり愛してない。愛してたら朝死体を見つけるのはライアンだった。
promising young woman、有望な若い女性は二人死んだ。多分主人公はもうニーナが死んだときに死んでた。優しいから。たしかに彼女の私服やネイルやデスクまわりの装飾は10代のものばかりだった。
個人的には人を愛することは無理という結論が出ちまった…
挿入歌も印象的。戦場に向かうときのブリトニー・スピアーズは最高にクール。
あの弁護士がちゃんと告発してくれてよかったし、あの弁護士に贖罪の機会を与えたのはすごく計算されてた。
最後こんなんじゃ足りないでしょ?って思ったらその通り納得行く結末が見られてよかった。
他人事ではない。
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