きき

プロミシング・ヤング・ウーマンのききのレビュー・感想・評価

4.0
これをシンプルに復讐の物語といってしまっていいのかわからない。これほどまでに他者を尊重できないことに無自覚な人々の存在に、とても重たい気持ちになりながらみた。
いろいろなものを閉じこめたキャリー・マリガンの演技がとてもすばらしく、そしてとても苦しい。

やっぱり私も「あなたのためにも前をむいてほしい」とおもってしまったけれども、それが正しいのかその「前」がどっちなのか正直わからないし、あれが自分で選んだ「前を向く」なのだとしたらあれでよかったと思うべきなのか?いやそんなことない、そんなことないはず、とぐるぐる考えてしまった。
きき

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