ラム

プロミシング・ヤング・ウーマンのラムのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

友人のおすすめ作品だったので満を持して鑑賞。

開始1分から終わりまで心がザワザワ。
ゾワゾワ、胸が締め付けられる感覚。
これはただの復讐ものではないな。

最初はバーで知り合った腐った男たちに復讐を続けてきたキャシー。
その後、ニーナの事件に関わる人物にターゲットを移してからの彼女が辛すぎる。

大切な友人を失って幾度も心を殺されてしまったキャシー。
自らの幸せも見失い、不毛な日々を過ごす。

束の間の幸せ。彼との出会い。事件前の元のキャシーに戻ったかのように彼との甘い時間が過ぎていく。

ただ、その幸せはやはり復讐によって終わりを告げる。

最後の15分、心を鷲掴みにされました。
悲しみの後の歓喜。
理解しようにも納得出来ない、
胸をしめつけるやるせなさと失望。

どうしたらええの?
どうしたらよかった?

キャシーは自らの命と引き換えに結果的に復讐を遂行する。
そこには協力者の存在と彼女の緻密な計画が。

その復讐劇は緻密に計算されててするすると解ける糸のようで面白すぎる。
天才!

もしあのままベッドの上でキャシーが勝っていたとしてもあの腐った男たちはきっとうまく言い逃れたのかな?
そう思うとキャシーが命を懸けてでも復讐出来てよかったんじゃないかって思えてくる。

人生の絶頂と言われる結婚式の中での復讐!
最高に気持ちよかった!

観終わって、まだ心がモヤモヤ。
ザワザワしてて、頭の中がグルグルまとまらない状況ですが、今の感想を失礼します。

改めて2度目鑑賞後に感想を書き直すかもしれません。

あぁ。凄い映画に出逢えてよかった♥
ラム

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