ある意味スッキリなんて書いてる人いてるけど、ひとっっつも、スッキリなんてしない映画です。
ニーナの母親が1番正しい。
前に進む。
いつか、許せる日が来るまで。
この映画に出てくる子供は、誰一人として、命の重さについて考えてない。
キャシーですら。
残された両親はどうする?
ニーナの母親は罪悪感すら感じるだろう。
加害者側の両親、婚約者…
一体何人を巻き込むだろうか。
加害者側であれ、死ぬまで幸せに暮らせたとて、死んでから結局は、振り返らなくてはならなくなる。
正気でいられるかな?
だから、今の内に、命の重さについて、たかが映画だったとて、学んでおくべきだよね。
そういった意味で、比較的見やすく作られてるのだから、深く考察しよーっていう、中々面白い映画だった。
全部がオシャレなジョークみたいに作られてる皮肉も含めて。