いずぼぺ

プロミシング・ヤング・ウーマンのいずぼぺのレビュー・感想・評価

3.6
夜な夜なキャシーの復讐ノートには印が増えていく。それも本当の復讐への助走でしかない。
プロミシングヤングマンたちが忘れた罪、
プロミシングヤングウーマンたちが破壊された人生。
キャシーの怒りは最後に昇華したのだろうか?
理解できないことはないが、共感しにくい作品。
後味がざらつく。きっとこれは誰もが記憶の奥にひとつやふたつ隠しているなにかが気になるからだ。加害者でなかったとしても無関心の傍観者であったという罪。罪と認識していないかもしれない罪。


この作品でボーバーナムがすっかりお気に入りになりました。
95-34