風来坊

RECCEレキ:最強特殊部隊の風来坊のレビュー・感想・評価

RECCEレキ:最強特殊部隊(2018年製作の映画)
2.0
バリバリのミリタリー作品かと思って観たら随時違いビックリでした。ミリタリーよりも心や家庭を犠牲にしながらも過酷な任務に付く、兵士の苦悩を描いたヒューマンドラマ。1人で敵地に潜入して偵察する話しなので部隊というのも違うかなと…。

叙情的にしようとする意図は分かりますが、ちょっと回想シーンがクドイですね…。変なスローモーションもしつこい…折角の必死に逃げるシーンが台無し…。よくわからない他の人物の描写も余計で不必要な気がします。

異彩を放つ原住民と詩的な問答など「地獄の黙示録」のような雰囲気を目指したかったのかな…成功してるとは思えませんが…。
そもそもそういうものを目指している映画ではありませんが、これを観たところでレキという部隊の凄さなどは見えません。

軍の卑劣さ兵士はただの歯車…そんな非情な運命は悲しさを感じる。戦争ドラマとして観れば悪くないかも知れません。邦題とジャケット写真で私のように勘違いした人が思ったものと違ってガッカリ低評価になってしまっていると思います。

それでも決して魅力あるお話とは言えず、良さを理解出来ない作品でした。
音楽はかなり良かったと思います。

まとめの一言
「抽象的でよく分からん」
風来坊

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