シュバルス

映画 えんとつ町のプペルのシュバルスのレビュー・感想・評価

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
2.7
刺さらなかったなー

何一つ間違った事は言ってないけど、
逆に常に正論を突きつけられる2時間。

良い事言ってるんだけどね。

それを表現するための物語ちゃうん。

常に上見ろ。解る。
でも出来ないよね。
じゃあどうすんのって話。
どう乗り越えるかって話よ。
それが頑張るってだけじゃ駄目よ。
そこが最も物語の機微なのにな。

ごめん、全編通して安っぽい。
これほんとパッチワーク的な手法だね。
どれとは言わんけどちょっとひどい。

映画を見る目的によってこの映画の評価は分かれるんじゃないかな。
別にこういうのが欲しい層があるだろうしそれも良い。

そしてstudio4℃懐かしー。
でも古いしダサい。
二十年前のイケてるスタジオで二十年前の大砲の街と同じような絵でってオーダーなんだろうな。
発想がダメよ。
少なくとも絵は何一つ新しいものはなかった。
というかむしろ3Dな分劣化してたような。

もうここまでくると最後の竜の巣は苦笑いしかなかった。
ひょっとしてパロディ?

芦田愛菜は何一つ悪くなくて完璧にこなしてたけど、声合ってなくね??
なんであの歯並びで芦田愛菜やねん。
優等生すぎやろ。

窪田はマジで上手かった。
この映画の最も最高なのは窪田の演技。
下手な声優より上手い。

あとねー、最初に吉本興行って社名出さない方が良かった。
あれで白けちゃうのよ。
ものすごくノイズ。
お金出して宣伝したいのはわかるけどそこが限界なんだよなぁ。
出すなら最後にして。

上映時期も考えると頑張ってるんでおまけの2.7!
シュバルス

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