このレビューはネタバレを含みます
新年最初の映画館での鑑賞。
子供向け絵本が原作とは思えない圧巻の映像美。ストーリーも一貫したメッセージが込められていたので、落ち着いてみることができた。しょえねんルビッチと父親との親子愛、プペルとの友情を土台に夢を持つものをどこか嘲るような現代を表す舞台にどこか焦りを覚えた。
幅広い世代が楽しむことができ、年代によって持つ感想も異なってくるのではないかと思う。これから社会に出る自分の立場から見ると勇気づけられる作品であった。
ただ、わかりやすくするために作品を通して伝えたいメッセージが登場人物として直接語られすぎていたのではないかと感じた。しかしそれすらも物語上ではなんの違和感もなく見ることができたので全体としての評価は高い。
85点
