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映画 えんとつ町のプペルのyukaのレビュー・感想・評価

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
3.5
原作が西野だから色んな意味で話題になってたけど。アマプラで観た。

正直西野のあの教祖のような意味のわからなさには拒否感があるけど。(今は知らないけど)この絵本を出した当時のように絵を描いていたころの彼の絵自体は好きだったのよね。なぜかタダでもらえたから絵本は祖母の家にあるし。綺麗で凝っていて良いな〜って見てて。それがちゃんと映画で動いててやっぱり綺麗だな〜と思った。

内容を叩いている人もいるみたいだけど、これを叩くなら自分の夢を信じて周りの反発に負けずに頑張り続けるみたいな夢追い系ストーリー全部だめじゃんってくらいわかりやすいストーリーだと思うんだよね。子供向けだしわかりやすくて良いんじゃないのかなぁ。信じてがんばったら夢は叶うかもしれないって、それで人を笑顔にできるかもしれないって子供が素直に思えるようなストーリーだと思うんだけど。お友達とも和解(?)できてよかったねー!って。

ただまぁ。挿入歌がなんとなくダサい。曲がダサいのか、曲を軸とした演出がださいのか。挿入歌が流れるタイミングはストーリーよりも「曲を!聴けよ!!」みたいなゴリ押しを感じてくどかった。3回くらいあったんだけど。ちょっとうざすぎる。

あと「ちゅうおうぎんこう」とかなんかそこら辺の説明パート?があまりにもリアルすぎて西野を感じてしまった。作者の思想みたいなんかただ説明をばーっとしてるだけなのかわからないけど。とりあえずいきなりあまりに現実とリンクした言葉がわんわん出てくるから怖くなってしまったし一気に絵本の世界から出てきてしまってやめてくれってなった。

作者のせいで観るのを躊躇わせるっていうのがもったいないよなぁ。躊躇う人も間違ってないからなんとも言えないけど。
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