LEE

CODE8/コード・エイトのLEEのレビュー・感想・評価

CODE8/コード・エイト(2019年製作の映画)
3.6
迫害された超能力者の戦いを描いた一本
面白くなりそうだったけど…な作品だった


人類の4%が超能力に目覚め迫害されている世界で、主人公が母の治療費を稼ぐ為闇の仕事に手を染める…というお話
超能力者の差別を描いているという点でちょっとX-MENっぽいんだけど、この作品はあちらほどヒロイックではない
定職に就けず、こき使われる超能力者が犯罪に手を染めて、その結果事態がもっと悪化していくというかなりしんどいお話
なのでアクションモノとして見るよりは、差別を主題にしたドラマを見るような感覚で臨んだ方がしっくりくるかもしれない


アクションは一応ある
けどハッキリ言って地味!
超能力といってもチェーンを熱で焼き切ったり、近くのロボット警察を電気でショートさせたりと割と能力自体がショボい笑
それに加えて超能力アクションの見せ方もケレン味が効いている訳ではないので、逆に普通のアクションよりショボく…とはまでは言わないけどシュールな感じになっているような気はした
サイコキネシスなどやりようによっては面白くなりそうな能力もあっただけにそこは残念


題材は面白いと思ったけど、もっとやりようもあったよなとは思った一本
それにしてもサンカンが出てくると安心するね笑
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