峰不純子

ほんとうのピノッキオの峰不純子のレビュー・感想・評価

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)
3.0
メイクや衣装などに惹かれて鑑賞。

お馴染みの童話「ピノッキオ」の実写映画。
ロベルトベニーニは自身が監督・主演したのもあったし、よほど好きなのかな?

話自体はみんながだいたい知ってる範囲の展開なのでそこまで期待もしていなかったけど、“ほんとうの”とか謳われると、もっとダークで残酷だったりしちゃうのかな?とちょっと期待したけどそんな事は一切なかった。

とはいえ、木製の子供というのをリアルな質感で見せられるとかなり不気味…(血を吸う粘土のカカメみたい)。
まわりのキャラクターも妖精以外は誰も可愛いくないw
変なリアリティと人外のキャラクターが違和感なく共存してる世界はファンタジーではあるけど、子供が見たら怖いレベル。

幼少の頃見たテレビアニメの「樫の木モック」のロバの変身シーンがトラウマ並に忘れられないのだけど、今作の変身シーンもかなりホラーだった☆
もっとジックリ見せてほしかったけど…。

悪友の末路をはじめ、全編にわたって怖いくらいの教訓が込められているので、是非お子様に見せてトラウマを植えつけてほしいです☆

あれだけデカイのにクジラじゃなくてサメなのは原作通りなのかな〜?
峰不純子

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