シカゴ国際映画祭Summer Screening にて。
イタリアの小さな町でアイスホッケーのチームでプレーするマイア(ニックネームはゼン)がジェンダーギャップに悩み、理解者をみつけ自分らしさを求めていく話。
舞台になっている時期がいつごろなのかはわからないけど、雰囲気からして現代、だけどジェンダーギャップに対する周囲の目はまだまだダイバーシティ云々には程遠い。
田舎の古い価値観っていうのもあるかもしれない。
ホッケーチームで唯一の女性ということでいじめられ、自分は何者なのか、自分らしさとは何か、ゼンが苦悩する。
ちょくちょく出てくる薄氷のひび割れ、雪崩はゼンの壊れそうな心を表しているのか?
ホッケーで結果を出そうが女性だからというだけで好奇の目で見られ、平等に扱われないモヤモヤ、理解者をみつけゼンのひび割れた心は少し快方に向かったと思いたい。
現実問題まだまだ越えなければならないハードルは高いだろうけど。