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夢のアンデスのparaのレビュー・感想・評価

夢のアンデス(2019年製作の映画)
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チリの暗黒時代を描き続けるパトリシオ・グスマン監督の新作。
光の扱いが美しく好きな映像作家。

『光のノスタルジア』、『真珠のボタン』と構成はほぼ同じ。
美しい自然の映像美と
対比するような1973年に起きたチリの軍事クーデターによる拷問・虐殺、そして弾圧政治を映像やインタビューで語る。

そのファシズムは選挙で国民に選ばれた社会主義体制を嫌ったCIAの後押し…と考えるとなかなか闇が深い。
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