「芸術家の使命は祖国の美しさを守ること」
「1つの考え方しか認めない社会でそれ以外は悪とみなす
排除すべき病巣だと非難したのです」
「善と悪の闘い 悪と見なされたのは人間 武器を持たない市民です」
…
美しいが気を抜いたらすぐ寝落ちしそうな、環境ビデオのようなアンデス山脈のカットに静かな語りから始まり、いつの間にかピノチェト独裁政権へのデモと弾圧の話になっているチリのドキュメンタリー。
冒頭の雲…
とにかく、アンデスの雄大な自然が美しい。あらすじを読んでいなければ、そうした美しい自然を堪能する映画だと思っただろう。
そうした風景は、アジェンデ政権時代のチリに対する印象を象徴しており、語り手が望…
これは監督から故郷への静かなラブレターだと感じた。望郷の念と亡命者の負い目と未来への提言と。雄大で美しいアンデスの山々と市民弾圧の酷い映像(それでも5%くらいらしい)の対比が印象的。自らの贖罪を込め…
>>続きを読む「アンデス山脈は永遠に謎に満ちた存在です」
アンジェンデ
アンデス山脈賛歌かと思ったら、クーデター(軍事政権)とデモ
ドキュメンタリー
原題:La cordillère des songes…
〖ドキュメンタリー:フランス・チリ合作〗
チリの巨匠パトリシオ・グスマン監督が、祖国の苦難の歴史を見つめた「光のノスタルジア」「真珠のボタン」に続く3部作の最終章として撮り上げたドキュメンタリー映画…
アンデスの雄大さ、美しさに圧倒される。
僕はふと小さい頃絵本で見たディズニーの「小さな郵便飛行機」を思い出した。
小さい郵便飛行機はアンデスの山を越え郵便物を運ぶのだが、その雄大な山々を越える苦難…
アンデス山脈の雄大な美しさ
1973年のクーデターから始まる軍事政権の残虐に抗議する市民デモ
それを撮り続けるドキュメンタリー作家
軍事政権がもたらした富裕層を優遇する新自由主義と貧富の差
多国籍企…
カメラは雲の中をゆっくり進み、雲を抜けた先に膨大な時間そのものが積み重なったように荘厳なアンデス山脈が現れ、そのふもとに広がる驚くほど近代的なチリの街並みを映し出す。冒頭のこの風景への怒りと悲しみが…
>>続きを読む(c) Atacama Productions - ARTE France Cinéma - Sampek Productions - Market Chile / 2019