「国破れて山河あり」そんな言葉が似合いすぎる。杜甫も草葉の影でにっこりでしょう。何せアンデスの山々が美しすぎた。
クーデターから民主主義の復活まで、変わらず雄大なアンデスが度々映されるのが印象的な…
これはスゴイ。
アンデスの雄大な美しさの
ドキュメンタリー、と
思っていては裏をかかれた。
クーデターにまつわる人と
チリの実話。
まざまざと当時の映像に
打ちひしがれる。
次世代へ残さないといけ…
アマプラです。1973年のクーデター時の映像が中ほどにショッキングなほどあります。全然知らなかった。カンヌ映画祭受賞したとのことで期待してましたが、アンデス山脈の映像の間に挟まれた悪魔のような時代の…
>>続きを読む2019年、チリ、ドキュメンタリー。
作家や彫刻家、映像作家(ドキュメンタリー)のインタビューを交えながら、チリの60%の面積を抱くアンデス山脈と、ピノチェト独裁政権下のデモと抑圧、犠牲になった人…
改めてよく生き延びたなと思わされるパトリシオ・グスマン監督。この語り口と語り声には毎回惹き込まれる。冒頭から圧倒される天の視点というか視線。海や原野を見てきたこの視線が見おろすアンデスの山々は、まる…
>>続きを読む山があまりに美しくて単純に感動したが、後半での武器を持たない市民に暴力をはたらく軍隊の映像はショックだった。チリの歴史について全然知らなかった。ここでまたジャーナリズムの重要性について実感する。
ギ…
(c) Atacama Productions - ARTE France Cinéma - Sampek Productions - Market Chile / 2019