恐怖のピノチェト・クーデター政権から逃れるため、南米チリからフランスに亡命した映画監督の、エッセイ風ノンフィクション作品です。
監督は、自らも身柄拘束された経験があるパトリシオ・グスマン氏。1…
新鮮だったのは、チリの首都ってこんなにでかい街なんだってこと。
この映画の表現手法であるポエム的なものは、あまり魅力がわからなかった。悪かったというのではなく、ポエムリテラシーがないので、判断できな…
これは映像による祈り。
違う意見や考え方の人間を排除する不寛容の恐怖。多様性と真っ向から対立して暴力で押し潰そうとする。民主主義、言論の自由を勝ち取るために、どれほど多く血が流され、命が失われたか…
かつてパウリーナ・フローレスの『恥さらし』という小説を読んだときのこと。1990年代から現代に至るまでのチリを舞台にしたこの短編集に、いわゆるマジックリアリズム的な筆致を期待していたわたしは、この若…
>>続きを読む(c) Atacama Productions - ARTE France Cinéma - Sampek Productions - Market Chile / 2019