2019年 フランス🇫🇷チリ🇨🇱
南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督作品
『光のノスタルジア』『真珠のボタン』に続く、チリ弾圧の歴史を描いた3部作最終章(公式ホームページより)
ごめんなさい🙇🏼♂️🙇🏻♀️
前の2作品は観ておりません
世界最長の褶曲山脈でチリの国境沿いにそびえるアンデス
その足下で起こった軍事クーデター
そしてその独裁政権後、新自由主義経済へと移行したチリの今
今は故郷へ帰ることもできずフランスで暮らす監督がノスタルジックにそして辛辣に描くチリの歴史のドキュメンタリーです
チリの歴史は知らなくても、この国で起きた事、今起きている事が現代の他の国々で起きている事実
当時は報道規制されていて、いくら撮影しても放送、公開できる場がなかったにも関わらず後世の人々に事実を伝えるという目的の為に撮り続け残した多くの蛮行の記録
祖国を離れてほぼ半世紀
美しいアンデス山脈に思いを馳せ本作を撮った監督の思いとは…
単にメッセージごり押しじゃない
自分くらいの年齢の者には過去と未来を擦り合わせじっくり考えられるドキュメンタリーでした