のーん

耳をすませばののーんのネタバレレビュー・内容・結末

耳をすませば(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

イタリア文化会館にて行われたジャパンプレミアイベントに参加させていただきました。

舞台上には、あの自転車も飾られておりました🚲

平川監督をはじめ、w主演の清野菜名さんと松坂桃李さん。内田理央さんや中学生時代を演じた安原琉那さん、中川翼さん、荒木飛羽さん、住友沙来さんもご登壇され、挨拶や撮影時のお話を聞くことができました。

アニメ映画とは少し違い、聖司くんはプロのチェリストになるために、イタリアに渡り…と、いうことでしたが、コロナ禍となり、イタリアでの撮影は叶わなかったようです。

と、いうように
夢であったバイオリン職人→プロのチェリスト
雫が聖司くんをやなやつ認定したエピソードはコンクリートロード→本の結末をバラされる 
歌うのはカントリーロード→翼をくださいなど、ちょいちょいアニメ映画と異なる点も出てきます。



中学生時代の回想も含めながら、10年後を描いていますが、本を書く夢も思うようには認められず、仕事もうまくいかず。親友の夕子は結婚と周りと比べて落ち込んだり、空回ったりする日々…
わかります。隣の芝生は青く見えるじゃないけど、自分だけが取り残され、うまくいっていないと思う気持ち。

書くことは本当に夢なのか、義務なのか…

自分がしたいこと、求めることはなんなのか…

一人で見つける答えもあるけれど、誰かと見つける答えもある…

と、いうことでイタリアの聖司くんの元へ✈️


良い雰囲気かと思いきや、でも、そこでも問題発生…

そして、みているこっちはやきもき…

聖司、しっかりしてくれ。。。



が、最後はあそこで
あの言葉の最上級を伝えてと、
ハッピーエンドで終わってくれたので良かったと胸を撫で下ろしました。



あとは、やっぱり地球屋が良いな。
おじいさんのあの感じとかお店の雰囲気。
自分を受け止めてくれる場所、受け入れてくれる場所や存在があるとそれだけで心強いです。


中学生時代については、オーバーに感じたり、違和感を感じることもありました。
きっとアニメが根強く残っていることも関係しているのだと思っています。
のーん

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