ツナ缶

モールスのツナ缶のレビュー・感想・評価

モールス(2010年製作の映画)
4.0
スウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」のリメイク版、監督はマット・リーヴス、主演にクロエ・グレース・モレッツのホラー映画。

あらすじは、いじめられっ子のオーウェン(ゴディ・スミット=マクフィー)の隣にアビー(クロエ・グレース・モレッツ)が引っ越してくる、友達のいないオーウェンは変わった少女アビーに惹かれていく。その時、町では連続殺人事事件が起きていた。アビーが普通の女の子ではないとオーウェンは知るが…ってお話。
ホラーだし、怖いシーンもあるんだけど、それよりも、このふたりのお互いを必要とする選択が幸せなのか?不幸せなのか?ってことが印象に残るただのホラー作品ではない感じ。
「ぼくのエリ 200歳の少女」も見てはいるんだけど、個人的には少年と少女の物語として語られる「モールス」の方が好みではある、「ぼくのエリ」の方は本当に中性的でどんな気持ちで見るべきか定まらないとこがあった、「モールス」のメイキングではアビーが前は男性だったことを物語る未公開シーンがあるんだけど、話が合わなくなるから映画ではカットされたらしい。どちらの映画も内容的には同じ終着点だから好みはあれど楽しめると思う。

何度か見てはいたんだけど配信サービスで見れなかったから、好きな映画だしDVDを買ってしまいました、何度も見たくなる、こころに残る切ない感じのホラー映画です。
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