マイオールタイムベスト映画のラジュテで知られるクリスマルケルが監督した実験映画。ふくろうの話。

ふくろうによるふくろうのためのふくろう映画でした。サイトによっては今作のことをドキュメンタリーと記しているところもありましたが、音響や編集からしても完全に実験的作風だったと思います。淡々と流れ続けるモノローグもだけど、映像の力で無理矢理ふくろうを1つの瞬間に収めていたりして、今作は少しだけクリスマルケルらしかったです。

うまれかわったらふくろうになろうかな🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉🦉

クリス・マルケル監督『An Owl is an Owl is an Owl』(1990)

🦉ーフクロウは古代ギリシアでは知恵の女神アテーナー、古代ローマでは魔女の化身、ヨーロッパでは頑固さのシンボル、インドでは女神の乗り物、、

その神秘性を湛えたぷっくりとした図体が、
何かを語りかけてくる。

しかし、何かは何かのままである。

An Owl is an Owl is an Owl (1990) directed by Chris Marker

🦉- In ancient Greece, the owl was Athena, the goddess of wisdom, in ancient Rome, the incarnation of witches, a symbol of stubbornness in Europe, and the vehicle of the goddess in India.

Its plump, mysterious figure

tells us something.

But that something remains something.