はる

ミナリのはるのレビュー・感想・評価

ミナリ(2020年製作の映画)
3.5
ミナリ(セリ)の様にアメリカに根付いてゆく移民の物語。
監督の体験が基になっているのだろうか?
差別するようなことは一切なく暖かく主人公一家を迎え入れる地域住民。主人公に雇われる白人が「イさんは必ず成功する。」と励ましてくれる。多様性を受け入れるアメリカを称える映画ですね。
最後にお婆ちゃんがやらかすんだけど、結果として壊れかけた家族を救うことになる。
分断されたアメリカにあって寛容と許しと融和をテーマにした映画かなと思います。

私自身の祖母も、映画のお婆ちゃんがみたいにプロレス大好きで一緒に寝てくれていたので思い出してしまい、エンドクレジットの「すべてのおばあちゃんへ」で泣きそうになりました。
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