はる

最後の決闘裁判のはるのレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
4.0
第三者から見れば明らかな強制であるのに、男の主観では同意があったことになってしまう。そして、告発した女性に対するセカンドレイプ。映画は14世紀が舞台であるが、21世紀になっても女性の置かれた状況は変わっていません。
3人の人物にとっての「真実」が描かれるが、よほど記憶力のいい人でないと何度か見返さないと細かい齟齬には気が付かないでしょう。よくできた脚本と3人の名演技、そして最後の決闘の迫力。見応えのある映画でした。
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