冒頭のテロップに出ておりますが実話です!
ジョニーデップはクセが強くて個人的に苦手なんすけど、このジャックスパロウ…
じゃなくって、本作のジョニーにはマジ
惚れました!=写真家ユージン
実はなんやかんやで何故かジョニーデップ
好きじゃないのに出演映画は観てるんよね。
報道写真家ユージンの写真に対する熱意とは真逆の部分(家族のこと)、そして命懸けで伝えなければならないことへの執着心に心揺さぶられる。
さて、記憶を呼び戻すと社会の教科書に載っていた水俣病(イタイイタイ病)。その何十年も後になって、この作品を観て、福島原発の処理水が頭よぎったり、原発事故や汚染物質廃棄問題など、実は今も尚、私たちが知らないだけで黙って悪いことをしている奴がいるかもしれない。
無知なオレに衝撃を与えたこの作品で、
チッソ社の儲け主義と無茶苦茶な管理と垂れ流した汚染水に対し、問題がないのかどうか何の説明も根拠もへったくれもなく戦後日本の時代背景が改めてめちゃくちゃ怖いなぁと思った。
そして今もなお、水俣病の健康被害を訴える人とその認定問題はまだ継続中であることを知り、国に対して恥ずかしささえ覚える。
日本でこれなんだから世界でも勿論同じような事がある訳です。必ずエンドロールをご覧いただきたい。
背筋凍りますわ