クリムゾンキング

ウィンタースキンのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

ウィンタースキン(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

父と一緒に鹿狩りに来た息子、一軒の廃屋然とした家の前に来た時、突然撃たれてしまい、、、

冒頭の一家惨殺のシーンから掴みはOK、その後は老婆とのやり取りと、森に潜む「何か」の謎がちょっとずつ語られて、という感じで、脱出や襲われる緊張感はそれほどない。

ただ、寒そうな小屋の雰囲気や、徐々に「違和感」を出してくる老婆の感じなどは個人的に好きなシチュエーションだし、皮を剥がれた犬やクリーチャーなどは結構グロテスク、痛そうな描写もなかなか良かった。

クリーチャーの正体に関しては中盤あたりに遠回しに明かされるので、そうした点の驚きやストーリーの緊張感などはあまりないのだけど、終盤の攻防はなかなか血がドロドロの展開になるので、個人的にはとても面白かった。