"最 狂 の 愛 を
食 ら い や が れ"
孤独な少女が家に匿ったのは、覆面バンドの推しメンだった…!?
パティ(エミリー・スケッグス)は地味でいじめられっ子な孤独な少女。唯一、平凡な人生から逃避できるのはパンクロックを聴いている時。そんな彼女が警察に追われる男サイモン(カイル・ガルナー)を家に匿う事に。実は、彼こそ彼女の愛するパンクバンド"サイオプス"の覆面リーダーのジョンQ だった—— 。
出逢う筈のない2人が出逢い、
磁石のように惹かれ合い、
最狂の愛で奏でるパンクロック。
もう、何がいいって先ずはパティのキャラよ。決して可愛い訳じゃない。しかし、サイオプスのカセットをラジカセにセットしギターが歪むパンクロックに踊り狂う姿や、ライブに行く事を親から反対され発狂する姿や、いじめっ子への復讐で舌を出し尻を突き出し誘惑する姿などなど。
キョーレツな程にキャラが立っている!!
そしてそして!!
サイモンがカッコ良いのよ!!
アシンメトリーな髪型も、サイズ感が丁度良いMA-1も、咥えタバコも、レースアップブーツも、何から何までCoooool!!
会社員という肩書きがなければ、僕もあんなパンクな髪型にしてみたいィィィィ!!
王道のBoy meets girl ストーリーでありながら、パンキッシュな2人から目が離せない。なるほどベン・スティラーがプロデュースかよ納得だよ。
2人が奏でる"Watermelon"。
"Fuck 'em all but us"
(ワタシ達以外全員クソ喰らえ)
と歌う、マイノリティでアナーキーな彼らの恋を全面的に応援したくなる。
2人に幸あれ。
STAY PUNK!!
これは好き。