覆面ミュージシャンと芋女の出会い。
変人、社会不適合者、音楽好き、映画好きに響くアナーキックラブストーリー。
音楽が大事に描かれているのがいい。2人の曲のシーンは、曲次第では作品すべてが壊れかねないほど大事なシーンだと思うのですが、曲も演技もとても良くて、見事に惹き込まれました。
この曲が良いからこそ成り立つ
エンドロールの無音。
頭の中でパティの声がループして、無音なのに曲が聴こえてくるようだった。
内容は違うけど「バッファロー’66」を観た後に近い、不器用で愛らしい余韻が残る。
また一つ、愛する映画が増えました。