世代ド真ん中という事もあり、主人公を通したハロプロのムーブメントの追体験は至極。
「仲間」が正しさより互いの居場所を作るように形成されてるのも素晴らしい。
終盤の「あの展開」も、ああいうのは得てして急だし腑に落ちるが...
個人的にはしっくり来ない要素もあった。
一つは、「仲間」の定義を「居場所」に重心置いて語る一方、人としてのダメさが「居場所」を崩すくらいダメなので、崩れないのが違和感でしかない。
もう一つは、主人公が歩む人生の道に関して。冒頭の彼の表情を見せられてると、後半の展開は全く腑に落ちない。
ただ、仲野大賀の演技は素晴らしい