ろく

ジャパニーズ スタイル Japanese Styleのろくのレビュー・感想・評価

4.0
武田梨奈ファンとして毎回映画を追っかけていたが、映画を見るたびに「武田はいいけど映画はひどい」と言う病に悩まされていた。でも久々に「武田もよくて映画もいい」じゃないですか。やればできるじゃん、武田、アクションは何もなかったけど、そこを引いても良かったよ。

見ていて感じたのは熱量ね。武田が熱量120%でこれでもか演技。またその熱量が「笑える」というナイスな展開。これは監督の力かもしれないけど、やはり「武田できるじゃない」と心の中でリフレイン。居酒屋のシーン、父親のシーン、最後はアパートのラブシーンと基本武田が大暴れ。そしてそのどのシーンも「笑える」。俺は初めて思ったぞ。武田、演技出来るんじゃんって。

話はよくあるロードムービーなれど、その中に日本人の心性を混ぜ込んで拗らせ男子、拗らせ女子を見事体現した。どうせウェンダースみたいにしっとり語ることができないんだから、これでもかで大暴れすればいいんだよ。

最初はお得意の暗い日本映画みたいだったのでどうなることかと心配していたが居酒屋のシーンからドライブがかかる。ここでの武田の「はぁ」から「ビールジョッキ大」は絶妙。どうせ武田がしっとりしたシーンやっても面白くないんだからこれぐらいはじければいいんだよ。

そして父親の家のシーンでしっとりするかとおもったらまさかのちゃぶ台返し(巨人の星)。ここで大笑い。さらにアパートのシーンで武田の拗らせ加減に大笑い二乗。にやにやにやにや。武田は怒っている方が似合うんだよ。

ちょこちょこ入る鳥居のシーンも好き。まあ僕が武田好きだからとうのもあるけどね。武田の和装に(僕が)にやにやしっぱなしでした。

というわけで武田梨奈マンセーとしてはじめて合格点映画ですよ!武田、やればできるじゃない。武田、もっとしっかりしなさい。
ろく

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