いずぼぺ

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャングのいずぼぺのレビュー・感想・評価

3.5
独立前のオーストラリア🇦🇺の差別と搾取が生み出す貧困の中で育ち、家族だからこそ抜け出せない「絆という名の牢獄」に囚われた青年。
ネッド・ケリーのことを知らなかったので、いい意味でバイアスなしに観ることが出来てよかったのかもしれない。
抜け出せない闇の中で全速力で駆け抜けて、散っていった青年の苦しさだけが残った。
ストーリーが少し繋がりがわかりにくいところや、演出もピンとこないところが多くてちょっと入りきれなかったかな。
ジョージ・マッケイの怪演とチャーリー・ハナムのエロさで加点。
ニコラス・ホルトはあんな役やらせたら安定の壊れっぷりでこれも加点。

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