さー

パーム・スプリングスのさーのネタバレレビュー・内容・結末

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

もうすでに2022年いちばんつらかった映画体験がここに爆誕しました、、★2.8みたいなラブコメすら楽しめてきたのに、今作がハマらなかったなんてな!!!これは紛れもない期待値が生んだ悲劇。見るのが遅くなったせいで方々で感想を読んでしまい、期待値が爆上がりしたために、「なんだこんなもんか」となってしまったつらい。

映画にせよ小説にせよ、ロマンス物にノれるかノれないかを決める要素はただひとつ「共感」これに尽きる。舞台設定は宇宙でも密林でも荒野でもリゾートでも何だっていい。+αの設定も、身分違いだろうが管理社会だろうがタイムループでも何でもいい。主人公カップルの感情をこちらが追えれば楽しめる、それがロマンス物の良いところ。なのにね〜〜〜〜もう今作のカップルに対してはすごい斜に構えてしまってね〜〜〜全然あかんかった…なんでや…

まあ、男の顔がタイプじゃないってことに尽きるんやけどね、、それを言っちゃあおしまいよって感じ。

女の、元の世界に戻りたい理由もな、、浅はかというか、、そら妹の婚約者の部屋で毎日が始まるのは寝覚め悪かろうけど、自業自得にも程があるし、最後婚約者詰めてたけど、おめも同罪だかんな!とイラついた。

この世界じゃ「生きる意味」がない!とかいう生きる意味オバケがここでも猛威を振るっていたのでちょっとつらかったです。変わらない毎日の中に小さな幸せ見つけるタイプの「明日への地図を探して」が好きでした。
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