物件3までは最近のほん怖レベルの怖くないけど丁寧に作ったホラー映画だなぁという印象。
物件4で興醒めレベルじゃないつまらなさになってしまった。なんでなのか。
5体出てきたとこから、あれ?ネタに走ったな?となったあとは、海外ホラーのくだらない部分を導入したの?というくらいのつまらなさ。
ホラーにバトルとクリーチャー(あとほっこり感動話)を持ち込むと本当つまらんことになるよ。
これにしても「来る」にしてもそうだけど近年よく見る前半の良い部分が謎の異能バトルで無駄になることがなによりくだらない。自分の身に起こるかもしれない、というホラー本来の醍醐味をオーバーキルしているのだから。
なんでこんなつまらなくするの?に対して根底には未知の相手を定義して実体化して退治して安心したいという心理があるのではないかとまで思ってしまう。
つまりネットの普及により、分からないことはいつでも調べられる、ネット上で起こる問題や事象は直接の自分の安全には波及しない、という近年の在り方が反映されているのではないかと。
そこを逆手に取ったホラー映画の旗手を求む。
ちなみに2.1は物件3までの評価。その後は0.0。