hikari

ふたつの部屋、ふたりの暮らしのhikariのレビュー・感想・評価

3.5
向かいのお家を行き来していた二人の高齢女性カップル。カラスの鳴き声、焦げた料理、乾燥機、玄関のドアスコープのズームアップとか不吉な予感をさせるし、レズということを誰にも言えない二人の心情をうまく表している。
子供のことは心から愛している。でも最期は愛する人と共に過ごしたい。母も一人の人間、幸せの形はそれぞれかもしれない。
でもヒステリーなニナが恐ろしくもあって感情移入が難しかった。せめて偏見がなく誰もが生きやすい世界に。
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