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Zolaゾラのmのネタバレレビュー・内容・結末

Zolaゾラ(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ツイートを元にした実話から作られた映画っていうのが今っぽくて、トレーラーも可愛くて気になってた映画。
あのワクワクする始まりから売春に繋がるのが怖かった。単純に暴力が怖いのもあるけど、「ありそう」と思ってしまった。落とし穴は日常の中にあって、落ちるのはあっという間だけどなかなか出られない。
煌びやかでセクシーなシーンが多くて、見せ方と音楽のおかげで重たくなりすぎないようになってたけど実際かなり怖いシーンばかり。力の差と暴力の描写がグロテスク。ゾラは肝が据わっている女性だけどXの脅しには逆らえない。パワーの差を振り翳し脅すところが本当にリアルで恐ろしかった。
ゾラの語りとステファニーの語りが全く違うのも印象的だった。語る人間が変わるとこんなに違う。
映画を見終わってもステファニーの本意が見えなかった。かなり長くセックスワーカーをやっているみたいだけど、何を思ってやっているんだろう。
ゾラのポールダンスはすごく良かった。黒い肌って光に当たると特に綺麗だなあと思った。クラブで準備をするゾラが、今日はどんな自分になろうかイメージしているシーンはいろんな衣装のゾラが見られて、どれもかわいかった。一つ目は全身ショッキングピンクでまとめて、ステファニーを意識したのかな?と思った。二つ目は全身黒の衣装で、前のより大人しいと思ったらお尻がしっかり空いててかなりセクシーだった。ショーツだけオレンジなのもかわいかった。ゾラのヒップが際立って綺麗。1番好みだったかも。結局イメージのどれとも違う衣装だったけど似合ってた。客が「ウーピーみたい」と言っていたけどウーピーゴールドバーグのことかな。確かに少し似てるのかも。
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