ミサホ

Zolaゾラのミサホのレビュー・感想・評価

Zolaゾラ(2021年製作の映画)
3.3
今後、観返すことはないけど、そこまで悪くはなかった。キラキラしてるジャケとは、真逆のドロドロした闇の世界。

グリ下の闇を連想した。

昼間はレストラン、
夜はストリッパーとして働くゾラ
誇り高い黒人女性だ。

そんな彼女はある日、ステファニという白人女性と意気投合して、週末のタンパ行きの誘いに軽い気持ちで乗っかった。得意のダンスをちょいと踊ってお小遣いを稼ぐのだ。

それがとんでもない事態に

ステファニがSNSへの投稿した画像が
欲望を丸出しにした男たちの餌食に

日常からかけ離れた世界
戻りたくても戻れない
売春を…やるしかないのか…⁈

軽いノリで乗っかったけれど、
ゾラにとっては肝を冷やした体験だった。ストリッパーとして踊るのと売春ではまるで違う。…違うはずだ。

ラストのピンクがかった薄紫の朝焼けは、恐ろしい体験したゾラにはちっとも美しく感じられなかったはず。

綺麗な朝焼けを美しい…と思えるように、自分を大切にして心穏やかに過ごしてほしい。


46/2025
ミサホ

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