MOTHER マザーのtiviのネタバレレビュー・内容・結末

超がつくほどの鬱映画。
息子の周平に、母を見捨てて自分の人生を生きて欲しいと感情移入するが、ことごとく間違った道に進んでいき、最悪の結末を迎える。

お父さんの家に行っていれば、借金取りが来た日に一緒に逃げずフリースクールに通い続けていれば全く違う人生があったのに。
母親という存在が持つ力の大きさは使い方によってこんなにも地獄になるのか。

ラストの｢私の子をどう育てようと勝手だろう。｣というセリフが、この作品が最も伝えたい倫理的な問いのように感じた。