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MOTHER マザーのsayakaのネタバレレビュー・内容・結末

MOTHER マザー(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

負の連鎖。
どこで他者が気付き、
どこで他者が介入し、
どう改善していけば断ち切れるのか?

母親が育った背景を見ると、抱擁されて愛でられたり、共感してもらう経験が少なかったのかな?
共感性の欠如で自分さえ良ければいい生き方になってしまったのかな。自己肯定感が低くて、なんの希望も持てなくなってしまったのかな。
本当に大切にしてくれそうな人が現れても自分から去っていって、自ら不幸に向かって生きてる気がして辛い。

子どもは母親が大好きなので守りたいと思う。それはとても自然な行動だなと。
大きくなって自分で考えられるようになって、勇気を出して自分の意見を言うけどことごとくけなされて。他の世界を知らないから怖くて飛び出せなくて従うしかない辛さ。
初めて母親と離れ、本を読んだり他者と関わることでどのような考えになるのか気になる。
奥平くんの最後のセリフの表情がかなりグッとくる。

阿部サダヲがどうしてもコメディに見えてしまった🤣

2020年98作目
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