このレビューはネタバレを含みます
村民でお金を出し合って競走馬の馬主になるお話。儲けようとするわけじゃない。すべては平凡な日常のなかに胸の高鳴りを取り戻すために。
期待してたほどコメディ色は強くなかったかな。
調教師のとこに預けられるドリームにジャンが語りかけるシーンのドリームのアップ、瞳に吸い込まれるようだった。
怪我したドリームをとにかく助けたいジャンと、高額の治療費がかかるのを避けたい村民たちの対立。奇跡的に怪我から復活したドリームをレースに出したい村民と、またドリームを失うかもと思い躊躇するジャンの対立。どちらも一理ある主張だけど、最終的にはドリームのことを1番に考えたと納得できる選択になるのよかった。
最終レースはまた怪我をするんじゃないかとジャンと一緒にハラハラしながら、最初の障害を越えたところは心の底から「よし!」って叫びましたね。
変化の少ない日々が続くと、どんどんマイナス思考になってしまうし、ワクワクする方に気軽に進んでみたり、日常にわざと変化を生み出していくのは、大切なことかもしれないと思った。