兄弟の不器用な愛の話でした。僕にも弟がいます。なんかわからへんけど、僕のことをめちゃくちゃかっこいいと思ってるみたいです。髪型は僕のマネをしたがるし、僕が聞いてる音楽を聞くし、新しい服よりも僕のお古を喜んで着るし、僕が27歳で死ぬと思っています。多分普段あんまりしゃべらへんからやと思います。寡黙で厳格な父親が、たまの休みに構ってくれたらめっちゃ嬉しいみたいな感覚なんちゃうかな。僕は寡黙とは程遠いタイプですが、たまに構うとすごく嬉しそうにします。どう考えても、弟の目には僕が実際よりもよく映ってるわけなんですが、そんな視線を裏切らないような人間でありたいです。
