にっきい

ナイトメア・アリーのにっきいのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
3.0
妖艶なモリー(ルーニー・マーラ)さんのビキニ姿。

少し前から何度も予告見て気になってた作品。

獣人ギークの話し。
監督の前作『シェイプ・オブ・ウォーター』同様、暗黒御伽噺的な内容はいかにもデル・トロらしいのかも知れませんが、監督作2作と脚本作2作しか観てないから、正直分かりません。
父親から逃げたしカーニバル(移動遊園地)に転がり込んだスタン(ブラッドリー・クーパー)。
そこでショービジネスの裏を学び一座のスター、モリー(ルーニー・マーラ)を引き抜いて自ら読心術士として独立する。
カーニバルを飛び出して2年、読心術ショーで人気がでだした頃、リリス(ケイト・ブランシェット)と名乗る心理学者から裕福な検事夫婦を紹介される。
婦人の願いは死んだ息子との会話。
リリスを仲間にし、彼女から得た情報と自身の観察力で偽の降霊会を成功さすのだが…、って話し。
前半のカーニバル一座で裏方の仕事をしながらノウハウを盗み興行師として、また自身も読心術士としての腕を磨くシーン、過去の回想も含めて後半に繋がる重要なパートだとは思うけど、長いしテンポ悪く感じました。
登場人物が多くて次々入れ替わって分かりにくいし。
後半の心理学者が出てきてからは一気に緊張感のある展開に。
心理学者としてカウンセリングをしてるフリをして、実はマインドコントロールで巧妙に患者を支配するリリスと、他人を惹きつけ魅了する天性のカリスマ性と、プロファイリングのような観察眼で相手を信じ込ませるスタンの、いかに相手を支配し仲間にするかの会話による駆け引きは非常にスリリングでした。
一つ一つの出来事を時間をかけて描いてるので取り敢えず長いのに、心情の変化やタロット占いの意味とか、ロクに説明も無いシーンも多くて、分かりにくかったのが残念。

これ観に行くのに朝JRから地下鉄に乗り換えようとした時の話し。
改札抜けてホームに降りようと階段に向かっていると床に女性用生理用品(多分ナプキン)が2枚散らばっました。
周りに落とした人は居なさそうだったので、誰かが落としたのに気付かず行ったのか?気付いたけどあえて拾わなかったのか?そもそも何故落とすような状況になったのか?不思議な出来事でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年3月27日
鑑賞回:14:45〜17:25
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター① P-11
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:150分
備考:リピーター割引
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