川越スカラ座のガラスドアに描かれた「スカラ座」の文字は
この映画の美術部が作ったものだと言う。
ということでこの映画の美術部はいい仕事をした!
ただ、映画が面白いかというとかなりビミョウだ。
自分は東映ヤクザ映画が大好きだったのだが、そうしたかっこよさもなく
特に主人公の魅力もまったくない。話の展開も単に時代を追ってるだけで
何か衝撃な展開とかも何もない。
特に主人公ときたら、ムショに入って出所して。ムショに入って出所して。を数回繰り返す。まあ言ってみれば人間のクズだ。
そのクズを2時間半みるのはなかなかの苦行だ。
もう最後は、こいつが公正しようがムショに入ろうがどうでもよくなったころにやっと終わった。