Sankawa7

スイング・ステートのSankawa7のネタバレレビュー・内容・結末

スイング・ステート(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

Netflixにて配信開始‼️

ずっとみたかった映画。もう少し日本の選挙コメディー映画に近いものかと思ったら、さすがアメリカ🇺🇸‼️
スケールが大きいのとキツめのアメリカンコメディーなので、いわゆるスーパーバック法をテーマにした皮肉たっぷりの選挙と金の話だった。

いわゆるスイングステイトと言われるウィスコンシン州の小さな街での市長選挙に、ヒラリークリントンで大敗してしまった民主党の大統領選挙顧問、スティーヴ・カレルが目をつけ地盤を固めようとする作戦に出る。

票を獲得するためのえげつない作戦にて、田舎町の市長選挙でこれだけ金とリソースが動くのかと驚く。

選挙参謀役、スティーブンカレルの本領発揮。口の悪さと、品のなさと、どこか憎めない感じが絶妙にバランス。

ライバル役のローズ・バーン、ピーターラビットシリーズに出ているときには、がっつりイギリス英語喋っているが本作ではきれいなアメリカ英語。やはりオーストラリア女優はすごい。

市長候補の娘役、マッケンジーデイヴィスはカナダ人だけど、田舎娘とは思えない美しさ‼️

ウイスコンシン州は大統領選で民主党か共和党のどちらに転ぶかでかなり結果への影響が高いため、選挙戦になるために注目される。それ以外の時は放置されている矛盾。そこを思いっきりついた奇想天外ストーリー。

そして多くの人々が穴だらけだと言っているスーパーバック法の矛盾、最後にリアルな選挙管理委員会の委員長が皮肉たっぷりに語るのが面白かった。

ラストは好きなパターン‼️

種類は違うが名作映画「スティング」に近いものを感じた
Sankawa7

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