Oryza

情婦のOryzaのネタバレレビュー・内容・結末

情婦(1957年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

やられたー


法廷でのレナードと検察との遣り取りの迫力に圧倒されたのも束の間、
「この映画をご覧になっていない方々のためにも 結末は決してお話しにならないように」
そんな忠告も頷ける、ラスト7分怒涛の展開。
恐るべしアガサ・クリスティ。

審理再開と証人再喚問の要求に対する異議を予想して判例を調べ上げて来るところや、真実を知りレナードに迫るシーン、クリスチーネを弁護すると決めた時、
体調を押して弁護活動に向き合うウィルフリッドには流石に痺れた。

プリムソルが注射器を振り翳して降りて来るマンガみたいな画からのウィルフリッドが葉巻に注射器を刺すシーンが好き笑
それでも最後は全部お見通しな二人の関係性が素敵。


日本語字幕の誤植や"?"の使い方の気持ち悪さで気が散ったのだけ低評価😂
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