誰が何を言ってるんだ?自分の感覚が正常じゃないんじゃないかと観ていて不安になってしまうような映像体験。
映画が終わったらこのなんともいえない不安感からは解放されるけど彼らは終わることのない苦悩が続いていくんだよなぁ…。
この手の映画はなかなか気軽には観れないんですよね~つらくなっちゃうから。
ただこういう状況の人はいるし自分の親もしくは自分自身がこうならないとは誰も言い切れないもんね。
わしゃまだボケとらん!とかいって周りに迷惑かけてるおじいちゃんみたいな描写っていろんなとこで見かけて困ったもんだなぁと思ったりするけどもそっちからの視点だとこんなことになっていてこんなに不安なのかと想像するいいきっかけになる。
家や腕時計や絵画という思い入れのある物に固執してるのがかろうじて愛着のある思い出にすがっているようで切なくなる。
介護ってホントにすごい仕事だなぁとても真似できる気がしない。
…で?あの子って誰だったんだろ?