ファーザーのひでたんのネタバレレビュー・内容・結末

人は継続的な記憶、線の記憶を元に物事を判断している
もしも、その線が、破線になってしまったら

認知症の恐ろしさがジワジワジリジリと襲ってきて、周りの人間も決して悪いわけではない事が更にズシリとのしかかる

顔の判別もままならなくなってゆく後半はただそこにいることさえ大変になっている

本当に恐ろしいと思う時、人は母に縋るものなのかなぁ

アンソニー・ホプキンスのやり過ぎない実にリアルな演技が、この映画に真実味と恐怖をリアルに体感させる