このレビューはネタバレを含みます
あらすじは読んでいたが
ミステリーでもありホラーでもあった、
認知症の脳内が少しわかった気がする
突如切り替わる人や物
自分自身に怖いと思うのではなく、周りに対して怖いからひとりにしないで、と
よく口にしていた主人公の事、
周りの支えてくれている人たち家族の事を思うととても胸が痛くなった
愛する人が自分を忘れていく様は
とても虚しく悲しい
でもそれと向き合って生きていかないと行けないなんて、これが人間の宿命かと、
温かい介護士たち、
人は人を支えて生きている事
頭の片隅にそっと置いておきたいです
アンソニーホプキンスの演技に圧倒され、
そのほかの俳優たちの細やかな表情に心震わされました