安楽殺人を行うドクターデス
それを追う刑事の物語
これは酷い。
酷いなぁ〜笑笑
本当にこれは一体何をしたかったんだろ？
原作は未読ですが、かなり原作を改悪されているらしい。。。
病気などで苦しんでいる患者の安楽死をさせるため暗躍するドクターデスが登場しますが、途中からただの快楽殺人みたいになってるのが意味不明。
普通に考えて、安楽死ってテーマなら、法律ではアウトだけどそれでも完全に悪とは言い切れず、死ぬ権利というもの、尊厳死は一体認められるべきか否かというものを問うてほしい。
それなのに、全編を通して安楽死は悪みたいな描写多くて、萎えた。
安楽死が良いか悪いかはどっちだっていいんですよね。ただ、安楽死が善だと信じ、突き進んでいたドクターデスが結局、ただ殺人しようとしたり、死ぬことをそそのかしたり、何がしたいん？お前単なる殺人してんなら、なんのメッセージ性も哲学もないぞ？
綾野剛と北川景子のキャラクターもしょーもないねん。なんでこんなシリアスなテーマ扱ってんのに、ちょいちょいコミカルな感じ出すねん。お前ら2人がふざけるから、映画の重みなくなんのよ。
最後の展開もよーわからん。娘を助けるためにドクターデスともみくちゃになるけど、盛り上がる要素一切なし。綾野剛がおりゃー！って突っ込んで木村佳乃とわちゃわちゃして、でも薬が効いてきて眠ったところで、今度は北川景子が登場。何すんのかな？って思ったら、北川景子もおりゃー！って突っ込んで、なんか木村佳乃が気絶して、勝利、よっしゃー！
は？なんなん？舐めてるやろ。
せめて、ドクターデスは本当に死にたい人だけを殺せよ。そうすれば、法的にはアウトだけど、苦しんでいる人は助けた･･･何が悪で善なのか、、？みたいになるから。
似顔絵も最初は嘘ついて、あとは本当のことを言う。みたいな変な雑学みたいなん言ってたけど、違う場合もあるやろ。あんな人数から証言をとって、みんながみんな序盤嘘ついて、後半は真実言うとは限らんやろ。
