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コレクティブ 国家の嘘のjusticeviceのレビュー・感想・評価

コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)
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ライブハウスの事件は知ってても、その後の事は知らず、むしろ色々と明るみに出てくる国家レベルの闇。チャウシェスク政権下でも酷かったと聞くが、畢竟するに腐敗などは主義ではなく人の行動に尽きるのだなぁと。製薬会社社長の不審死で家族が人を殺しても自分を殺す人間ではないって発言が、もう語るに落ちるって感じでゲンナリ。日本では日大板橋病院の建て替え工事で騒がれていますが、根っこの部分は一緒でしょ。腐敗権力構造として。ただ映画としてのスタイルはフレデリック・ワイズマンの観察スタイルとフェイクドキュメンタリーの趣きがあって、噛み合わせが悪いかなぁとも。情報は入れておいた方が良いかもしれません。
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