メディアが権力に屈したら国家は国民を虐げる
ルーマニアの腐敗した医療や政治を追及し続けた記者と大臣のドキュメンタリィ。
あまりの腐敗っぷりに唖然とするけれど、我が国でも全く同じことが起きているんですよね。
無関心は死を招く。
これを観ても選挙に関心を持たない行かない人間は、国からいくら搾取されても文句は一切ない優しい優しい方なのでしょうね。。。
2015年10月30日。
ライブハウス"コレクティブ"で起きた火災により、27人が死亡、180人が負傷した。
が、事故後4ヶ月の間に、さらに37人が死亡する。
それは消毒液を薄めたこと等による院内感染が原因だった。
被害者たちから訴えを聞いたスポーツ紙"ガゼタ"のトロンタン記者は、保健省などに片っ端から調査、聞き込みを行う。
すると、製薬会社ヘキシ・ファーマと病院理事長、さらには市長などの癒着や賄賂が次々と明らかに。
なのに大臣は、検査したけど95%クリアしたと宣う。
トロンタンは、2008年からこの腐敗を指摘してきた教授と連絡を取り、さらに追及して大臣を辞職させた。
新たに大臣となったのは無党派で元実務家ヴラド。
彼は理事選任の規約から見直し、抜本改革を推し進めるが、様々な圧力を受けてしまい……
ブタにダンスを踊らせるようだ
エサをちらつかれば意のまま動く
25年の悪習に終止符を打ち、芯まで腐り切った政府や医療を変えていかねば。
見た目とっても気弱そうなのに、信念を曲げないヴラドは天晴れ!
トロンタンは元々攻撃型だけど、これまた天晴れ!これぞジャーナリストの鑑!!
我が国のジャーナリストは、くだらん芸能人の不倫を暴くしか能がないようですけどね。
そんなこんなしてあのラスト……
とりあえず、皆さん自分の国を動かしているクソ共に関心を持ちましょう。
そんなクソを選んでいるのは我々国民、でも落とせるのも我々国民なのだから。